コンクリート工学年次大会 2016(博多)

講演情報

第38回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 施工

施工Ⅲ

2016年7月8日(金) 13:15 〜 15:30 第4会場 (4F 411号室)

座長:渡邉賢三(土木), 松田拓(建築)

[1265] 公共生コンクリートプラントにおける覆工コンクリートの品質確保―国道45号新鍬台トンネル(仮称)―

笹倉伸晃1, 畑宏幸1, 佐藤和徳2, 細田暁3 (1.前田建設工業 2.国土交通省 3.横浜国立大学)

キーワード:curing, frost deterioration, lining concrete, public ready-mixed concrete plant, quality assurance, reconstruct roads, 公共生コンクリートプラント, 凍害, 品質確保, 復興道路, 覆工コンクリート, 養生

東北地方は,寒冷環境下での凍害および凍結抑制剤散布による塩害などが健在化しており,復興道路・復興支援道路では,これまで以上にコンクリート構造物の品質確保に関する具体的対策が求められている。そのため,国道45号新鍬台トンネル工事「公共生コンクリートプラント」では,東北地方特有の劣化状況を踏まえ,コンクリートに使用する材料を選定し,計画配合を決定した。また,計画したコンクリートの緻密性を施工において十分に引き出すことを目的として,養生効果を定量的に評価し,適用する養生方法を決定した。そこで,本報では,本現場におけるそれらの品質確保の取組みについて概要を紹介する。