JCI Annual Convention in HAKATA

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第38回コンクリート工学講演会

A.Material & Construction » Construction

Construction Ⅲ

Fri. Jul 8, 2016 1:15 PM - 3:30 PM Room 4 (4F 411)

座長:渡邉賢三(土木), 松田拓(建築)

[1271] FUNDAMENTAL STUDY ON STATIC FRACTURING OF REINFORCED CONCRETE TO EXPANSSIVE MORTAR

Nao SUZUKI1, Shuzo OTUKA1, Yosihisa NAKATA2, Hazime KASIMURA1 (1.ものつくり大学 2.日本大学)

Keywords:nonexplosive demolition agent, expansive additive for concrete, expanssive mortar, low-heat portland cement, crack, 静的破砕剤, コンクリート用膨張材, 膨張モルタル, 低熱ポルトランドセメント, ひび割れ

本研究は,コンクリート用膨張材を多量に混入した膨張モルタルの静的破砕剤としての適用性を確認するために,その基礎的性状および鉄筋コンクリート試験体に充填した際の破砕性状について検討を行った。その結果,低熱ポルトランドセメントを用いた際に長さ変化率が大きくなり,温度上昇量は作業性に支障のない範囲に留まった。鉄筋コンクリート試験体に膨張材の混入量が120kg/㎥ の膨張モルタルを充填した際は,膨張モルタルの水結合材比に関わらずひび割れの発生が確認できた。以上より,膨張モルタルが静的破砕剤の代替として,安全かつ静的に鉄筋コンクリートを破砕できる可能性が示唆された。