コンクリート工学年次大会 2016(博多)

講演情報

第38回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 舗装・ダム/特殊コンクリート

舗装・ダム/特殊コンクリート

2016年7月8日(金) 10:45 〜 12:15 第2会場 (5F 502号室)

座長:氏家勲(土木), 谷口円(建築)

[1273] 舗装コンクリートのフローテーブルによる施工性評価の検討

加藤祐哉1, 森濱和正1, 古賀裕久1, 勝畑敏幸1 (1.土木研究所)

キーワード:concrete pavement, consolidation factor, flow table, vibration table consistency test

振動台式コンシステンシー試験で得られる沈下度は,スランプでは必ずしも表現できない振動締固め時の舗装コンクリートのコンシステンシー評価指標であるが,レディーミクストコンクリート工場等にあまり普及していない。そこで,現場で準備のしやすい器具を用いたフローテーブルを用いた締固め性・変形性試験を検討した。その結果,打撃80回の締固め率および締固め率100%時の打撃回数,水平方向の広がり易さなどが,沈下度10~30秒(スランプでは約2.5cm~8cm)程度の範囲で評価に利用できる可能性があった。