[1279] A study on self-repair of cracks and deformation recoverability of RC beams subjected to cyclic loading using super-elastic alloy as rebars
Keywords:Super-Elastic Alloy, Crack, Auto Self-Repairing System, Network, Deformation Recoverability, 超弾性合金, ひび割れ, 自己修復システム(ASRS), ネットワーク, 変形回復率
本研究では,ひび割れの全自動自己修復システム(以下,ASRS)を適用させたRC梁部材において,主筋に使用した超弾性合金(以下,SEA)の直径(φ6,φ8)が力学的性能へ及ぼす影響について検討を行った。その結果,SEAの直径を増加させることで,強度性状が向上し,主筋にSDを使用した試験体と同等の強度を発現した。さらに,SEAの形状記憶効果により,6回繰返し曲げ試験後の試験体において変形回復が行われ,発生したひび割れが閉塞されたことで,高い自己修復効果を示した。