コンクリート工学年次大会 2016(博多)

講演情報

第38回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 非破壊検査・診断

非破壊検査・診断Ⅳ

2016年7月7日(木) 09:00 〜 10:30 第6会場 (4F 413号室)

座長:皆川浩(土木), 永山勝(建築)

[1357] 超音波法による鉄筋腐食の早期発見に関する実験的検討

福冨隼人1, 渡辺健1, 宮﨑一樹1, 橋本親典1 (1.徳島大学)

キーワード:rebar corrosion, ultrasonic method, early detection, propagation velocity, waveform area, internal cracking, amount of corrosion, 鉄筋腐食, 超音波法, 早期発見, 伝搬速度, 波形面積, 内部ひび割れ, 腐食量

鉄筋コンクリートにおける鉄筋腐食の早期発見は維持管理においては重要な課題である。本研究では超音波法を用いて鉄筋腐食の早期発見をするにあたって,まず,鉄筋腐食の進行過程で生じる腐食ひび割れなどが波形パラメータに与える影響について実験的検討を行った。その結果,ひび割れが表面に顕在化する以前において波形パラメータの変化が確認でき,鉄筋腐食を早期発見できる可能性が示唆された。