コンクリート工学年次大会 2016(博多)

講演情報

第38回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » サステイナビリティ(環境側面)

サステイナビリティ(環境側面)

2016年7月8日(金) 13:15 〜 15:15 第5会場 (4F 412号室)

座長:竹田宣典(土木), 野口貴文(建築)

[1368] 高炉スラグ微粉末およびフライアッシュを用いたローカーボンハイパフォーマンスコンクリートの施工事例

小野里みどり1, 齋藤淳1, 齋藤尚2, 堺孝司3 (1.安藤・間 2.住友大阪セメント 3.日本サステイナビリティ研究所)

キーワード:blast furnace slag, CO2削減, fly ash, rducing co2, sustainability, サステイナビリティ, フライアッシュ, 高炉スラグ微粉末

結合材の質量割合を普通ポルトランドセメント60%,高炉スラグ微粉末20%,フライアッシュ20%としたローカーボンハイパフォーマンスコンクリート(以下,LHC)をレディーミクストコンクリート工場で製造・出荷し,土木工事および建築工事において実構造物施工を行った。その結果,通常のコンクリートと同様に,配(調)合の選定ができること,並びに,通常のコンクリートと同様に,所要の品質を確保できることを実証した。また,LHCを用いた本施工により,普通ポルトランドセメントを用いる場合と比べて,CO2排出量を91t削減することができた。