コンクリート工学年次大会 2016(博多)

講演情報

第38回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 新材料・新工法(材料)/リサイクル

新材料・新工法(材料)Ⅱ

2016年7月7日(木) 10:45 〜 12:15 第4会場 (4F 411号室)

座長:佐川孝広(土木), 濱崎仁(建築)

[1380] 各種リサイクル材を用いたジオポリマーモルタルの強度とそれらを充填したアスファルト舗装表面の遮熱効果

石黒覚1, 山中正善2 (1.三重大学 2.朝日土木)

キーワード:Asphalt Concrete Pavement, Geopolymer, Lamp Irradiation Test, Recycled Materials, Surface Temperature, リサイクル材, ジオポリマー, アスファルト舗装, 表面温度, ランプ照射試験

夏季のアスファルト舗装路面の高温は,都市部におけるヒートアイランド現象の一因とも言われている。このため,遮熱性舗装などの環境に配慮した舗装技術が求められている。本研究では,各種リサイクル材を用いたジオポリマーモルタルを利用し,夏季の路面温度上昇に対する抑制効果に着目して各種の実験を行った。室内においてアスファルト供試体のランプ照射試験を行った結果,ジオポリマーモルタルを開粒度アスファルト表面の空隙に充填した場合,充填しないアスファルト供試体に比べて温度上昇量は大きく低下することを確認した。また,リサイクル材の種類によって遮熱効果も異なることがわかった。