[1384] An evaluation on the effect of silicon/alkali ratio in the alkaline silicate solution to the durability of geopolymer concrete
Keywords:alkaline silicate solution, coefficient of thermal expansion, durability, expansion, fly ash, geopolymer, shrinking, ケイ酸アルカリ溶液, ジオポリマー, フライアッシュ, 収縮, 熱膨張係数, 耐久性, 膨張
本研究では,加温養生におけるジオポリマーコンクリートの膨張ならびに収縮までの一連の挙動を確認するとともに,ケイ酸アルカリ溶液中のケイ素/アルカリ比(モル比)がジオポリマーコンクリートの熱膨張係数および乾燥収縮や凍結融解抵抗性などの耐久性に及ぼす影響について評価した。その結果,ジオポリマーコンクリートの熱膨張係数は8×10-6/℃程度であり,乾燥期間が1年程度では,トータルの膨張・収縮量は概ね膨張側の値を示し,ケイ素/アルカリ比が0.10小さくなる毎に乾燥収縮における長さ変化率が25×10-6程度減少する。また,凍結融解抵抗性に対してもケイ素/アルカリ比の影響がみられた。