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第38回コンクリート工学講演会

A.Material & Construction » New material & Construction (material) / Recycle

New material & Construction (material) Ⅲ/ Recycle

Thu. Jul 7, 2016 1:15 PM - 3:15 PM Room 4 (4F 411)

座長:細田暁(土木), 辻大二郎(建築)

[1388] A study on the various properties of the filling material using a non-cement solidifying material

Tooru TANAKA1, Yuusuke MATSUYAMA2, Fumio FUJII3 (1.戸田建設 2.太平洋セメント 3.伊藤忠建機)

Keywords:filler, hydrogen ion concentration index, neutral, Non-cement solidifying material, plasticity, surrounding environment, 非セメント系硬化材, 充填材, 可塑性, 中性, 水素イオン濃度指数, 周辺環境

筆者らはトンネルや河川構造物の背面に発生した空洞を充填する材料として,非セメント系硬化材を用いた中性系可塑性充填材の開発を実施している。本充填材は,打設直後において水素イオン濃度指数が中性域(pH5.8~8.6)であることを可能にした充填材である。本試験では冬期施工を前提に,外気温度の変化が本充填材のフレッシュ時,および,硬化後の各種性状に与える影響について検討した。試験の結果,冬期施工時の外気温度を模擬した試験温度が低いほどpHは高く,フロー値も大きくなり,また,圧縮強度は低下する傾向となった。しかし,試験温度5℃程度の低温条件下においても,練混ぜ水の温度調整や単位水量を減少させることで,目標性状を満足し施工可能であることを確認した。