Beam Ⅰ

[2038] A Numerical Analysis Model to Predict the Load-Drift Loops of the Beam Minimizing Residual Lateral Drifts of RC Frames Hit by Earthquake

Yuto KUMON¹, Shinichi SHIOYA², Atsuya KAWAZOE² (1.JFE設計 2.鹿児島大学)

Keywords:analysis model, beam, high strength bar, r/c, residual deformation, 梁, 残留変形, 解析モデル, 鉄筋コンクリート, 高強度鉄筋

RC 造建物を対象にして大地震時に大変形を経験しても，残留変形を抑制する技術を開発している。梁については，上端筋に高強度鉄筋を配筋することにより，下端筋の普通鉄筋が降伏した以降，高強度鉄筋による二次剛性を発揮させ，制震構造と同様に残留変形を抑制する方法を提案している。本論では，その梁のせん断力－変形関係の骨格曲線と，振動が減衰して残留変形が決定する際の履歴ループを再現できる解析モデルと，その評価精度，および高強度鉄筋の量を変化させた場合の残留変形の抑制性能を検証している。