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第38回コンクリート工学講演会

B.Structural & Design » Beam/ Framed structure

Beam Ⅲ/ Framed structure

Thu. Jul 7, 2016 1:15 PM - 3:15 PM Room 8 (4F 409)

座長:福浦尚之(土木), 楠浩一(建築)

[2045] Effect of Drying Shrinkage and Size Effect on Opening and Closing Behavior of Shear Crack Width of RC Beams

Takanori KANNAN1, Masato ISO2 (1.熊谷組 2.福井大学)

Keywords:drying shrinkage, opening and closing behavior, rc beams, RC梁, shear crack width, shear force, size effect, せん断ひび割れ幅, せん断力, 乾燥収縮, 寸法効果, 開閉挙動

本論文は,RC梁部材の損傷制御時のひび割れによる損傷状況,ならびに,せん断ひび割れの開閉挙動に与える乾燥収縮,寸法効果の影響を明らかにしたものである。実験の結果,損傷制御時のひび割れ状況は,乾燥収縮を抑制することにより,ひび割れ本数が減少し,ひび割れが発生している範囲が減少する傾向が認められた。また,乾燥収縮を抑制することにより,せん断ひび割れ幅は小さくなる傾向が認められた。また,スケールの増加に伴い,せん断ひび割れ幅は拡大する傾向が認められた。さらに,筆者らが過去に提案したせん断力とせん断ひび割れ幅の開閉モデルの考え方を用いて,本実験結果を概ね推定できることを示した。