コンクリート工学年次大会 2016(博多)

講演情報

第38回コンクリート工学講演会

B.構造・設計 » はり/骨組

はりⅢ/骨組

2016年7月7日(木) 13:15 〜 15:15 第8会場 (4F 409号室)

座長:福浦尚之(土木), 楠浩一(建築)

[2048] 高炉セメントB種RCはりのせん断耐力に及ぼす初期高温履歴と廃瓦骨材の影響

藤山尭大1, マチャリアマーティンムワンギ1, 小川由布子1, 佐藤良一1 (1.広島大学)

キーワード:High temperature history, Internal curing, Portland blast furnace slag cement type B, Roof tile waste aggregate, Shear strength, せん断耐力, 内部養生, 廃瓦骨材, 高温履歴, 高炉セメントB種

水和熱を想定した高温履歴を受けた高炉セメントB種RCはりのせん断耐力に及ぼす廃瓦骨材の影響を検討した。W/Cは0.5,0.35とし,廃瓦骨材の容積置換率は粗骨材で共に10%,細骨材はそれぞれ12,15%である。温度条件は最高温度70℃の高温履歴と常温の2条件とした。この結果,高温履歴を受けたRCはりのせん断耐力は常温下に比べて低下したが,W/C=0.5,0.35どちらも廃瓦粗・細骨材置換によりそのせん断耐力の低下を低減し,かつW/C=0.35の廃瓦細骨材置換の場合はせん断耐力が向上した。