[2054] Study on Ultimate Strength of Reinforced Concrete Interior Beam-Column Joint using Partially High-Strengthened Reinforcing Bar
Keywords:beam-column joint, partially high-strengthened reinforcing bar, ratio of column to beam moment, reinforced concrete, ultimate strength, 鉄筋コンクリート造, 柱梁接合部, 部分高強度鉄筋, 終局強度, 柱梁曲げ強度比
部分的に高強度化した鉄筋を梁主筋に用いることで,強度の境界部分で梁主筋を降伏させ,積極的にヒンジを柱梁接合部から離すことで,柱梁接合部の変形を抑制し,柱梁接合部の損傷の低減が見込めることを確認した。しかし,梁主筋を部分高強度化した試験体の中で,柱梁曲げ強度比が小さい場合(1.1~1.4程度),接合部の降伏破壊型となった試験体があり,破壊形式や履歴性状に違いがあった。また,梁主筋を部分高強度化した場合の接合部曲げ終局強度を算出し,適用できることを示した。