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第38回コンクリート工学講演会

B.Structural & Design » Precast concrete

Precast concrete

Fri. Jul 8, 2016 1:15 PM - 3:15 PM Room 10 (4F 402・403)

座長:幸左賢二(土木), 河野進(建築)

[2091] A Study on Tensile performance of Restraint lap joint

Yutaka IIZUKA1, Shuai ZHAO2, Motoyuki OKANO2, Toshiya MORITA1 (1.カイエー共和コンクリート 2.前橋工科大学)

Keywords:joint, lap joint, precast concrete, spiral reinforcement, 継手, スパイラル鉄筋, プレキャストコンクリート, 重ね継手

大型分割ボックスカルバートなどのプレキャストコンクリート部材の接合を目的とし,施工性と経済性を改良した拘束型重ね継手について静的引張試験を実施した。試験体は,スパイラル鉄筋のピッチ,軸方向添筋の重ね長さと本数をパラメーターとした36体である。その結果,重ね長さが主鉄筋径の10~20倍の範囲では主鉄筋(SD390,D25)が降伏し,一部は破断に至った。また重ね長さが5倍では,スパイラル鉄筋のピッチを密にして拘束効果を高めても,主鉄筋は降伏せずに付着破壊することが明らかになった。