[2121] Structural Performance of RC Beams using High-Strength Transverse Reinforcement in Damage-Control Level
Keywords:damage strength, Shear crack width, Structural Experiment, Truss mechanism, せん断ひび割れ幅, トラス機構, 損傷耐力, 構造実験
本研究では,降伏強度1,275N/mm2級の高強度せん断補強筋を用いたRC梁の損傷制御レベルにおける構造性能の把握を目的として,せん断スパン比およびせん断補強筋比の異なる試験体を用いた静的載荷実験を実施した。実験結果に基づいて最大せん断ひび割れ幅から推定可能な損傷耐力式を提案した。提案式はトラス機構と残余機構の負担せん断力の累加で与えられるものであり,せん断スパン比の大きな試験体の実験結果を若干過大評価するものの,その他の試験体については実験結果を良好に評価できることを示した。