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第38回コンクリート工学講演会

B.Structural & Design » Seismic performance evaluation/ Earthquake damage

Seismic performance evaluation Ⅱ/ Earthquake damage

Wed. Jul 6, 2016 3:45 PM - 6:00 PM Room 7 (4F 414)

座長:渡辺健(土木), 藤井賢志(建築)

[2158] A Study on Skeleton Curve and Residual Seismic Capacity Evaluation of R/C Column with Wing Walls and Spandrel Walls

Masanori TANI1, Yusuke KONDO2, Tomohisa MUKAI3, Taku ISHIOKA4 (1.京都大学 2.熊谷組 3.建築研究所 4.戸田建設)

Keywords:column with wing wall, hanging wall, residual seismic capacity, skeleton curve, standing wall, 垂れ壁, 残存耐震性能, 腰壁, 袖壁付き柱, 骨格曲線

著者らが過去に実施した腰壁・垂れ壁を有するRC造袖壁付き柱に対する載荷実験の結果に対して,全断面有効および圧縮側袖壁無視として骨格曲線の評価を行うとともに,得られた骨格曲線から残存耐震性能を評価して実験結果と比較した。腰壁・垂れ壁が取り付く場合でも,既往の評価法を適切に組み合わせることで,袖壁が圧壊する前の袖壁付き柱としての挙動と袖壁圧壊後の柱としての挙動をそれぞれ精度良く予測でき,袖壁と柱の耐力と損傷度を分離して評価することで残存耐震性能を適切に評価できることを示した。