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第38回コンクリート工学講演会

B.Structural & Design » Maintenance & Life cycle

Maintenance & Life cycle

Thu. Jul 7, 2016 1:15 PM - 3:00 PM Room 6 (4F 413)

座長:田中泰司(土木), 岸本一蔵(建築)

[2261] A Study on the Diagnosis and Rehabilitation Technologies for ASR-affected Concrete Bridges

Makoto TSUDA1, Syuuzou URA2, Toshihiko MINATO3, Kazuyuki TORII1 (1.金沢大学 2.国土開発センター 3.東京コンサルタンツ)

Keywords:Alkali-silica reaction, ASR, Monitoring, PC Jacketing, PC鋼材巻立て, RC巻立て, 鋼板巻立て, Pier, RC Jacketing, Steel Jacketing, モニタリング, 橋脚

のと里山海道(旧能登有料道路)のASRが発生したコンクリート橋の補強・打替え工は,対象構造物のASR劣化度や橋梁の重要度,構造性能などから,適宜,最適な工法を選定してきた。しかし,ASR膨張が継続する中での,それらの長期にわたる効果が十分に検証されていない。そこで本研究では,ASR膨張が長期間継続する可能性があったコンクリート橋において,各種補強工法や部分的な打替えを実施した際に,それらに対して亀裂変位計を用いた長期的なモニタリングを実施することにより,その後のASRによる劣化進行の有無を監視するとともに,補強や部分的な打替えによるASR膨張の抑制効果を検証した。