コンクリート工学年次大会2018(神戸)

講演情報

第40回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 収縮・クリープ

収縮・クリープ

2018年7月6日(金) 09:30 〜 12:00 第2会場 (9F EX1-B)

座長:ルアンヤオ(土木), 高巣幸二(建築)

[1069] 誘発目地によるひび割れ発生状況の変化に関する解析的研究

平岩陸1, 朴相俊2 (1.名城大学 2.金城学院大学)

キーワード:crack, including joint, non-continuum model, shrinkage, visco-elasto-plastic suspension element method, ひび割れ, 収縮, 粘弾塑性サスペンション要素法, 誘発目地, 非連続体モデル

本研究では,コンクリートにひび割れ誘発目地を考慮した場合にひび割れの発生状況がどのように変化するか検討するため,粘弾塑性サスペンション要素法を用いて解析を行った。その結果,ひび割れ誘発目地の考慮によってひび割れが誘発目地部分に集中して発生する現象を再現できた。また,ひび割れ誘発目地の有無,間隔,目地深さおよび拘束状況がひび割れの発生状況に与える影響について,その変化をひび割れ数集中率およびひび割れ幅集中率から示した。