[1164] Observation of the Alteration and Crack Generation in Mortar Exposed to High Temperature Using Non-destructive Integrated CT-XRD Method
Keywords:crack, high temperature, non-destructive integrated CT-XRD, shrinkage, ひび割れ, 収縮, 非破壊CT-XRD連成法, 高温
本研究は非破壊CT-XRD連成法を用いて,高温を受けたモルタルの変質およびひび割れの発生を微視的に観察することを目的とした。XRD測定から,セメント水和物は600°Cで外縁部にCalciteが生成され,800°C以上ではAlite,Belite,Ferrite,Limeが生成された。CT測定から,ひび割れ率は800°Cを越えると骨材の膨張に起因するひび割れにより急激に大きくなることが示された。またひび割れの屈曲度の平均値は各最高温度で差はなかった。