コンクリート工学年次大会2019(札幌)

講演情報

第41回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 混和材料/高強度コンクリート(材料)

混和材料Ⅲ

2019年7月10日(水) 15:45 〜 17:45 第5会場 (107会議室)

座長:佐伯竜彦(土木), 小島正朗(建築)

[1027] コンクリート用火山ガラス微粉末の粉末度に応じた分散と凝集がセメント混合ペーストの拘束水比と変形係数に与える影響

友寄篤1, 野口貴文1, 袖山研一2, 東和朗3 (1.東京大学, 2.鹿児島県工業技術センター, 3.プリンシプル)

キーワード:Deformation coefficient、fluidity、paste flow、Restraint water ratio、SP adsorption、Volcanic glass powder、ペーストフロー、化学混和剤吸着、変形係数、拘束水比、流動性、火山ガラス微粉末

標準化されることが決定した火山ガラス微粉末について、比表面積が流動性に及ぼす影響について実験的に検証した。その結果,化学混和剤吸着量はSFやOPCに比べると少なく,BET比表面積が13m2/gでは,化学混和剤使用時にマイクロフィラー効果が発揮され低水結合材比においては流動性が改善し,BET比表面積が小さい場合にはその効果が小さいものの,条件によってはOPC単味よりも流動性を改善させる結果が得られた。