コンクリート工学年次大会2019(札幌)

講演情報

第41回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 収縮・クリープ/強度・力学的性質

収縮・クリープ/強度・力学的性質Ⅰ

2019年7月10日(水) 13:00 〜 15:30 第2会場 (中ホールA)

座長:宮本慎太郎(土木), 高巣幸二(建築)

[1052] 構真柱に用いるコンクリートの初期材齢圧縮強度に関する実験的研究

右田周平, 梅本宗宏 (戸田建設)

キーワード:compressive strength、early age、maturity、strength estimation、under-ground piled column、初期材齢、圧縮強度、強度推定、構真柱、積算温度

構真柱に用いるコンクリートの初期材齢における圧縮強度を把握するために,複数のメーカーが製造したセメントを使用した,Fc42N/mm2 のコンクリートを対象として,材齢12 時間から24 時間までの圧縮強度試験を実施した。その結果を積算温度(TOT)で整理し,初期材齢圧縮強度と積算温度は,セメントメーカーや養生温度に関わらず,一様な関係にあることが分かった。また,積算温度(TOT)を用いて,コンクリートの初期材齢圧縮強度の推定を試み,実験定数を変更することで,強度管理において十分な精度で推定できることが確認でき,積算温度(TOT)を用いた,コンクリートの強度管理方法を提案した。