コンクリート工学年次大会2019(札幌)

講演情報

第41回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 収縮・クリープ/強度・力学的性質

強度・力学的性質Ⅱ

2019年7月10日(水) 15:45 〜 18:00 第2会場 (中ホールA)

座長:上野敦(土木), 鈴木澄江(建築)

[1056] 長期高温曝露を受けたコンクリートの破壊エネルギーに関する実験的検討

松沢晃一1, 嵩英雄2, 田山隆文2, 西祐宜3 (1.建築研究所, 2.建築振興協会, 3.フローリック)

キーワード:concrete、fracture energy、high temperature exposure、mass loss ratio、shrinkage reducing admixture、コンクリート、収縮低減剤、破壊エネルギー、質量減少率、高温曝露

本研究では,セメント種類および混和剤の異なる供試体を作製し,175℃までの温度環境下で90日間の曝露後に破壊靱性試験を実施し,長期高温曝露を受けたコンクリートの破壊エネルギーに関する検討を行った。その結果,破壊エネルギーは,50~80℃まで低下し,110℃で増加,そして,再び低下する傾向にあること,収縮低減剤の混和により50~65℃における低下が抑制される傾向にあることが示された。