[1076] Influence of Moisture Content and Admixture on Damage and Denaturation of Cementitious Material due to High-speed Impact
Keywords:admixture、high speed impact、pore structure analysis、temperature measurement、thermal analysis、water content、含水率、変性、混和材、温度測定、熱分析、空隙構造分析、高速衝突
本研究は,飛翔体衝突によるセメント系材料の損傷と変性に対する含水率や混和材の影響を理解することを目的とした。セメントペーストおよびモルタルを対象に高速衝突試験を実施した結果,高炉スラグ微粉末および高炉スラグ細骨材を使用した試料では,衝突によるひび割れ本数が抑制される傾向が見られた。飽水条件のセメントペーストでは衝突部付近の空隙が粗大化する一方,含水率の低いペーストでは緻密化したことから,衝突が空隙構造に与える影響は含水率により異なるものと考えられる。一方,モルタルでは飽和した供試体と乾燥した供試体の両方で空隙構造が粗大になった。