コンクリート工学年次大会2019(札幌)

講演情報

第41回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 耐久性一般

耐久性一般Ⅰ

2019年7月10日(水) 10:00 〜 12:00 第4会場 (108会議室)

座長:阿波稔(土木), 道正泰弘(建築)

[1083] 配合要因が硬化モルタル表層の透気性と削孔速度の関係に及ぼす影響

安江歩夢1, 加藤和也2, 藤森繁2, 犬飼利嗣1 (1.岐阜工業高等専門学校, 2.大同大学)

キーワード:compounding、cured mortar、drilling speed、quality evaluation、simplified air permeabilty rate、small-diameter drilling test、削孔速度、品質評価、小径ドリル削孔試験、硬化モルタル、簡易透気速度、配合

本研究では,表層コンクリートの削孔速度と簡易透気速度の関係に着目し,小径ドリル型削孔試験によるコンクリート表層部の品質評価への適用可能性を検討する前段階として,水セメント比,単位細骨材量および混和剤添加の有無を実験要因としたモルタルを対象に,簡易透気試験および小径ドリル削孔試験を実施し,モルタル表層の削孔速度と簡易透気速度の関係に及ぼす影響について検討した。実験結果より,水セメント比については簡易透気速度と削孔速度の間に相関関係が確認され,小径ドリル削孔試験によって,モルタル表層の品質を評価し得る可能性が示唆されたが,細骨材の影響についてはさらに検討を要する。