[1118] Penetration characteristics of chloride ion in long-term immersion and prediction about reduction of apparent chloride diffusion coefficient
Keywords:blast furnace slag、chloride attack、chloride ion、diffusion coefficient、fly ash、immersion、mortar、フライアッシュ、モルタル、塩化物イオン、塩害、拡散係数、浸せき、高炉スラグ微粉末
普通セメント,高炉スラグ微粉末,フライアッシュを用いたモルタルの3%塩水浸せき試験を5年間実施し,高炉スラグ微粉末やフライアッシュの高い遮塩効果を確認した。さらに,拡散係数が経時的に減少することを鑑み,本実験結果を高精度に再現可能な解析手法により100年間の塩分浸透計算を実施した。その結果,30年程度の浸せきによる拡散係数は,一般的な3か月浸せき試験で得られた拡散係数に対し,W/B50%において普通セメントでは5割程度,高炉スラグ微粉末では3割以下まで減少することが明らかとなった。