[1134] Repair effect after surface protection methods application in concrete open canal in cold regions
Keywords:Concrete open canal、Freezing and thawing test、Frost damage、Repair effect、Surface protection method、Water content、コンクリート開水路、凍害、凍結融解試験、含水率、表面保護工法、補修効果
寒冷地に位置する農業用のコンクリート開水路では,凍害劣化を対象とし,劣化要因である水分の侵入抑制を期待できる表面保護工法の適用が進められている。しかし,表面保護工法適用後のモニタリングでは,その耐久性は目視等の外観にて判断することが多く,母材コンクリートの健全性の評価や,再補修の適正時期の見極めは困難となっている。本研究では,寒冷地において表面保護工法施工後10年が経過した供用中のコンクリート開水路の補修効果の検証を行った。その結果,表面保護工法の種別による母材コンクリートへの影響は大きく,母材コンクリートの健全性や含水状態を把握することの重要性が示された。