コンクリート工学年次大会2019(札幌)

講演情報

第41回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 凍害/初期欠陥

凍害Ⅱ/初期欠陥

2019年7月12日(金) 13:00 〜 15:15 第2会場 (中ホールA)

座長:羽原俊祐(土木), 菅俣匠(建築)

[1137] モデル建物の30 年屋外暴露試験に基づく仕上材の劣化状況と中性化抑制効果

米谷怜1, 千歩修1, 北垣亮馬1, 根本かおり2 (1.北海道大学, 2.国土技術政策総合研究所)

キーワード:carbonation、finishing materials、outdoor exposure test、中性化、仕上材、屋外暴露試験

コンクリート試験体に各種仕上材を施したモデル建物を30 年間屋外暴露し,仕上材の劣化状況および中性化抑制効果の経年変化について検討を行った.この結果,各種仕上材の実環境における中性化抑制効果が明らかになったが,塗膜表面の目視による劣化状況だけでは仕上材の劣化による中性化抑制効果の低下を説明できないことが示された.また,仕上材の劣化状況と中性化率の経年変化に異なるパターンが認められ,各種仕上材の経年変化パターンの分類を行った.