[1138] 計測方法による気泡特性値の相違と変動
キーワード:air void、area method、linear traverse method、representative volume element、spacing factor、stereology、ステレオロジー、リニアトラバース法、代表体積要素、気泡、気泡間隔係数、面積法
トラバース長を変化させたリニアトラバース法と観察領域面積を変化させた面積法,および点過程法を用いて気泡分布を評価し,計測条件の相違にともなう特性値間の対応を検討した。トラバース長および観察領域の増大とともに計測値の変動は小さくなるが,気泡比表面積はリニアトラバース法と面積法では異なって評価された。また,面積法と点過程法は同程度の大きさの代表体積要素を持つようであり,これをもとに所定の許容誤差に対応して観察すべき領域の大きさを示した。