コンクリート工学年次大会2019(札幌)

講演情報

第41回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 塩害/アルカリシリカ反応

塩害Ⅱ/アルカリシリカ反応

2019年7月11日(木) 13:00 〜 15:00 第2会場 (中ホールA)

座長:川端雄一郎(土木), 福山智子(建築)

[1145] コンクリート断面に現れる ASR ゲルの観察における二重着色法(ゲルステイン法)とゲルフルオレッセンス法との比較

五十嵐豪1, 山田一夫2, 村上光樹3, 佐川康貴3 (1.東北大学, 2.国立環境研究所, 3.九州大学)

キーワード:Alkali-silica reaction、double color staining technique、gel fluorescence method、アルカリシリカ反応(ASR)、二重着色法(ゲルステイン法)、ゲルフルオレッセンス法

本検討では,促進コンクリートプリズム試験(CPT)を終え,保管されていたコンクリート断面に対して,アルカリシリカゲル(ASRゲル)の観察方法として知られる二重着色法(ゲルステイン法)およびゲルフルオレッセンス法を適用し,両手法から得られる観察結果およびCPT試験における最大膨張量との比較を行った。その結果,ゲルステイン法とゲルフルオレッセンス法による呈色位置が異なること,ゲルステイン法は,最大膨張量とは明確な相関がないことが明らかになった。