コンクリート工学年次大会2019(札幌)

講演情報

第41回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 耐火性

耐火性

2019年7月10日(水) 10:00 〜 12:00 第7会場 (204会議室)

座長:馬場重彰(土木), 都築正則(建築)

[1166] 高温加熱を受けたRCはりの損傷評価および耐荷力に関する研究

迫井裕樹1, 小澤満津雄2, 山本哲2, 阿久津裕亮2 (1.八戸工業大学, 2.群馬大学)

キーワード:fire damage、load- carrying capacity、RCはり、reinforce concrete beam、surface air permeability、ultrasonic velocity、火害、耐荷性能、表層透気係数、超音波伝搬速度

鉄筋コンクリート構造物が火災など高温加熱を受けると,表面および内部にひび割れ等の損傷が生じ,その力学的特性および耐久性が低下する。高温加熱を受けた鉄筋コンクリート構造物の安全性・使用性の評価においては,受熱後の損傷範囲の評価・推定とともに,受熱後の耐荷性能に関する検討が重要となる。本研究では,800℃の加熱を受けたRCはりを対象に,表層透気試験を用いた損傷範囲の推定について検討を行った。また,加熱領域を構造体の一部に限定し,かつ,加熱領域の異なるRCはりを用いて曲げ載荷試験を行い,加熱領域の違いが耐荷性能に及ぼす影響について検討を行った。