コンクリート工学年次大会2019(札幌)

講演情報

第41回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » フレッシュコンクリート

フレッシュコンクリートⅡ

2019年7月12日(金) 13:00 〜 15:15 第4会場 (108会議室)

座長:浦野真次(土木), 崎原康平(建築)

[1182] 早強ポルトランドセメントを使用したコンクリートのフレッシュ性状の経時変化に及ぼす化学混和剤および温度の影響

恩田陽介, 台哲義, 佐々木亘, 松田拓 (三井住友建設)

キーワード:Air、chemical admixture、slump、temperature of mixed concrete、スランプ、化学混和剤、実機試験、空気量、練上り温度

本報告では早強ポルトランドセメントを用いたコンクリートに対して,複数の化学混和剤を用い,スランプおよび空気量の経時変化を測定した。本実験では室内試験と実機試験を実施し,室内試験においては,パラメータとして練上り温度を変化させた。その結果,練上り温度が30,35℃となってもスランプの低下を抑制することが可能であることが確認された。実機試験においては,実機製造での化学混和剤の適用可能性を検討した。その結果,実機製造においてもスランプ低下の抑制が可能であることが確認された。