High‐flowable concrete / Polymer-cement concrete

[1186] Experiment aimed at Inexpensive compaction-free concrete which contributes to productivity improvement.

Shuji MATSUMOTO, Manabu HASHIMOTO, Shuji YANAI, Goro SAKAI (鹿島建設)

Keywords:Coarse Aggregate Area Ratio、Compaction-Free Concrete、Compressive Strength、Filling Property、Self-Compacting Concrete、Static Modulus of Elasticity、充塡性、圧縮強度、粗骨材面積率、締固め不要コンクリート、静弾性係数、高流動コンクリート

コンクリート躯体工の生産性向上における方策として高流動コンクリートの適用が考えられるが，特殊な材料を使用するなどの理由からコストが大幅に高くなるといった課題がある。筆者らは，レディーミクストコンクリート工場において一般的に使用される材料だけを用いて自己充塡性を高め，締固めを不要とすることができ，可能な限り低コスト化を図ったコンクリートの実現性について検討を行った。一般的なRC構造物の壁を模擬した打込み実験を行った結果，従来の高流動コンクリートよりも流動性を小さくし，打込み位置の間隔を3.0m程度以下に制限することで，実現の可能性があることを確認した。