[1191] Fundamental study on mechanism of high fluidity and material separation resistance of SCC with special viscosity modifying agent
Keywords:adhesive force、cellulose ether、material design、rheology、self-compacting concrete、セルロースエーテル、レオロジー、材料設計、粘着力、高流動コンクリート
新規の特殊増粘剤と市販の高性能AE減水剤の組合せにより,低セメント量の高流動コンクリートを開発し,その実用性を確認している。このコンクリートの特性として,単位セメント量が少ない領域においても,高い流動性と材料分離抵抗性を両立できていることが挙げられる。この理由について,レオロジー定数を用いて,メカニズムを検討した。その結果,新規の特殊増粘剤は,コンクリートに使用実績のある他の増粘剤と比較し,セメント系で高い増粘効果を有すること,増粘剤の混入に伴う降伏値の過度な上昇を抑えつつ,必要な塑性粘度を確保でき,低セメント量でも高流動コンクリートが製造できることを確認した。