コンクリート工学年次大会2019(札幌)

講演情報

第41回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 施工/舗装・ダム/マスコンクリート

施工Ⅱ

2019年7月10日(水) 15:45 〜 18:00 第7会場 (204会議室)

座長:竹田宣典(土木), 笠井浩(建築)

[1216] 動的破砕による杭頭処理工法における装薬条件の最適化と余盛り部分の小割方法に関する実験

竹内博幸1, 松家武樹2, 高橋祐一1 (1.五洋建設, 2.熊本高等専門学校)

キーワード:dynamic breaking、optimization of charging condition、ratio of stuffing length、transaction of pile head、way for splitting extra fill part、余盛り部分の小割、動的破砕、杭頭処理、装薬条件の最適化、込め物長率

動的破砕による杭頭処理において,筆者らはこれまでに,口径φ1,200mmの杭頭に対し,水平方向の装薬孔を放射状に4本として,単位断面積あたりの標準装薬量256g/m2とした場合,込め物長率(込め物長/装薬孔長×100%)が40%前後で安定的に破砕できることを明らかにしている。そこで本報告では,さらなる装薬条件の最適化と水平破断された余盛り部分を小割する方法について検討した。その結果,装薬孔長率,込め物長率,装薬孔数および装薬量を指標として制御することにより,杭径φ1,200mmからφ1,500mmのコンクリート杭頭の水平破断が可能であること,および水平破断された余盛り部分の小割は,幾つかの付帯条件はあるものの,十分可能であることが明らかになった。