コンクリート工学年次大会2019(札幌)

講演情報

第41回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 施工/舗装・ダム/マスコンクリート

施工Ⅱ

2019年7月10日(水) 15:45 〜 18:00 第7会場 (204会議室)

座長:竹田宣典(土木), 笠井浩(建築)

[1218] 加速度センサによるコンクリート振動締固め状況の把握・管理

山内匡1, 野口貴文2, 山本秀之3, 友寄篤2 (1.日本国土開発, 2.東京大学, 3.児玉)

キーワード:smart sensor、 accelerometer、 total settled circumstances、 quality control、visualization、スマートセンサ、加速度計、締固め状況、品質管理、見える化

コンクリートの強度発現を管理するシステムとして開発された各種センサ付き小型集積回路には,型枠取外し時期の管理を目的に加速度センサが配置されている。バイブレータによるコンクリート締固め時の振動加速度値をこの加速度センサによって捉え,この値から締固め状況の把握・管理することを目的に,室内実験および実構造物によって検討を行った。その結果,スマートセンサで捉えた加速度の値には妥当性があり,コンクリート強度や表層品質との関係から締固め度合いを評価し,締固め完了エネルギーを設定することによって,スマートセンサ位置近傍のコンクリートの締固状況を把握・管理できる可能性を見いだした。