[1234] 接着媒質の影響を考慮した超音波法(表面法)によるポーラスコンクリートの空隙率推定
キーワード:Porous concrete、void ratio、 ultrasonic wave velocity、 quality evaluation、 dynamic elastic modulus、 non-destructive inspection、ポーラスコンクリート、空隙率、超音波伝播速度、品質管理、動弾性係数、非破壊検査
本研究では,表面法による超音波伝播速度を用い,ポーラスコンクリートの空隙率推定の可能性,および表面法による超音波伝播速度の測定方法に関する検討を行った。その結果,ポーラスコンクリートの超音波伝播速度と空隙率の関係は,対面法を用いた場合と同様に二次関数により近似できることが確認された。また,表面法によるポーラスコンクリートの超音波伝播速度の測定では,発・受振子間距離を補正し,適切な距離および接触媒質を用いることにより,ポーラスコンクリートの空隙率の推定が可能であることが明らかになった。