コンクリート工学年次大会2019(札幌)

講演情報

第41回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » エコ・緑化コンクリート/サステイナビリティ(環境側面)/リサイクル

エコ・緑化コンクリートⅠ

2019年7月12日(金) 09:30 〜 11:30 第1会場 (特別会議場)

座長:片平博(土木), 西脇智哉(建築)

[1238] RI計器の線源棒直下の空間がポーラスコンクリートの空隙率推定値に与える影響

白川裕太1, 王子哲2, 山田悠二3, 川崎佑磨1 (1.立命館大学, 2.戸田建設, 3.福岡大学)

キーワード:gamma ray、porosity、porous concrete、ri method、RI法、source rod insertion depth、source rod insertion hole、ガンマ線、ポーラスコンクリート、空隙率、線源棒挿入孔、線源棒挿入深さ

本研究では,RI(Radioisotope)法により推定したポーラスコンクリートの空隙率に対して,線源棒の直下の空間の有無,その深さが推定値に与える影響を確認した。実験では,線源棒挿入孔が供試体を貫通した場合と非貫通の場合でRI測定を行った。その結果,両者のRI算出空隙率の平均誤差,最大誤差の絶対値がそれぞれ0.65%,1.89%となり,誤差は小さいことが確認された。RI法による空隙率推定において,線源棒の直下の空間の有無や空間深さは,推定した空隙率に対して影響をほとんど与えないことが確認された。