[1241] Water Quality of Porous Concrete mixed with Sediment under Closed Habitat
Keywords:ICP radiation analysis、ICP発光分析、Lake Biwa、Porous concrete、Sediment、Water quality、ポーラスコンクリート、底泥、水質、琵琶湖
近年、琵琶湖では、底泥による植生の生育不良や悪臭が発生しており、除去された底泥の廃棄も問題となっている。加えて細骨材の採取場所や量も規制されている。そこで本研究では、底泥を骨材代替資源として有効利用するため、底泥ポーラスコンクリートの作製を考えた。実験では、琵琶湖水を使用して閉鎖性環境下における水質について380日目まで測定した。その結果、実験開始直後のpHは、溶脱したカルシウムの影響により増加したが、時間経過に伴い低下し収束することが確認された。さらに、底泥を混入することで、赤潮の要因となるケイ素濃度の低下を抑えることが確認された。