コンクリート工学年次大会2019(札幌)

講演情報

第41回コンクリート工学講演会

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再生コンクリート/軽量コンクリート(材料)

2019年7月12日(金) 09:30 〜 11:00 第7会場 (204会議室)

座長:小川由布子(土木), 西田朗(建築)

[1244] 反応性を有する再生粗骨材を用いたコンクリートのASR特性と改質再生骨材による抑制効果の検討

松田信広1, Abdullahi Abdulkareem Abdulkadeer2, 伊代田岳史2 (1.東京テクノ, 2.芝浦工業大学)

キーワード:asr、carbonation、low-quality recycled aggregate、modification、recycled aggregate concrete、低品質再生骨材、再生骨材コンクリート、改質、炭酸化、ASR

再生骨材コンクリートの普及に向けて,低品質再生骨材の利用促進が望まれる。本研究では,反応性を有する原骨材を用いて再生粗骨材LおよびHを作製し,その再生粗骨材を用いたコンクリートのASR特性を確認した。また,再生粗骨材Lについては強制炭酸化による改質を行い,改質再生骨材によるASR抑制効果について検討を行った。その結果,反応性の高い原骨材を用いた場合,NaOHの添加によって再生骨材コンクリートは膨張し,NaOHの添加のないものは膨張しなかった。さらに,NaOHの添加があるものは再生粗骨材LよりもHの方が膨張量は大きくなった。また,改質再生骨材はASRに対して高い抑制効果を示した。