[1275] Fundametal study on DEF of rapid-hardening repair material affected by high temperature heating
Keywords:DEF、DEF、速硬型補修材料、エトリンガイト、XRD、ettringite、rapid hardening repair material、XRD
化学成分の異なる速硬型補修材料を選定し,材料の化学組成,熱履歴によるエトリンガイトの分解・再生成等を把握し, DEFおよび膨張に与える影響について検討した。その結果,SO3/Al2O3(モル比)が1.0より大きい材料は,再水和直後に急激な膨張を示した。また、SO3/Al2O3(モル比)が1.0付近でペシマム現象が確認され,既往研究からの推定結果と一致した。SO3/Al2O3(モル比)は,加熱履歴を受ける速硬性材料におけるDEF膨張のリスクの指標となる可能性があることが明らかとなった。