[1317] Time development of the properties of the alkali activated slag containing zinc oxide
Keywords:autogenous shrinkage、fresh property、geopolymer、granulated blast furnace slag、mechanical property、zinc oxide、ジオポリマー、フレッシュ性状、機械的性質、自己ひずみ、酸化亜鉛、高炉スラグ微粉末
本研究では,高炉スラグ微粉末を活性フィラーとしたジオポリマーの各種性状に,酸化亜鉛の添加率の変化が及ぼす影響について検討を行った。その結果,5.0 mass%の範囲内では,酸化亜鉛の添加率が増えるほど,フロー値が大きくなり,終結時間が長くなること,自己ひずみが小さくなることが明らかになった。また,酸化亜鉛を添加すると,その添加率によらず圧縮強度およびヤング率は小さくなること,中性化抵抗性が低下することが明らかになった。一方,酸化亜鉛の添加が始発時間,質量含水率,総空隙量,塩分浸透抵抗性に及ぼす影響は明確には確認されなかった。