[2043] Experimental study on the infuluence of the variable axial force on the fracture behavior and the structural performance of yielding beam-column joint
Keywords:axis collapse、beam-column joint、column beam strength ratio、transverse steel bar、variable axial force、yield of beam-column joint、βj、ト型柱梁接合部、変動軸力、接合部横補強筋、接合部降伏、柱梁強度比、軸崩壊
本研究では,様々なレベルの高変動軸力下において柱梁強度比の下限値が 1.2 及び 1.5 程度となるト形 柱梁接合部部分架構の静的加力実験を行い,接合部降伏の発生及び,その後の大変形時の軸力保持性能に関 する検討を行った。その結果,柱梁強度比が 1.2 の試験体ではすべて接合部降伏が発生したが,その後圧縮軸 力比 0.3 を下回る場合は軸崩壊は発生せず,最終サイクルまで耐力低下が見られなかった。一方で,圧縮軸力 比が 0.3 を超え,接合部降伏後に軸崩壊した試験体は,柱梁強度比を 1.5 と高くすると接合部降伏型から梁曲 げ降伏型に移行し,その後の軸崩壊も発生しないことを明らかにした