[2057] A Numerical Vibration Analysis on R/C Shear Wall Minimizing Residual Lateral Drifts after Earthquakes
Keywords:numerical vibration analysis、R/C、residual deformation、resiliency、shear wall、復元性、振動解析、残留変形抑制、耐震壁、鉄筋コンクリート
鉄筋コンクリート造建物を対象にして大地震時に大変形を経験しても,構造体の損傷を軽微に留め,残留変形角を抑制する技術を開発している。復元性の高い曲げ降伏形の連層耐震壁の試験体の自由振動の解析を行い,これまで柱と連層耐震壁の実験により得られていた「復元モーメント比が0.6以上であれば,1/50rad.を経験しても残留変形角を1/400rad.以下に抑制できる」という指標は,力学的モデルを用いた振動解析でも, 有効であることが確認された。