[2071] 超高強度鋼繊維補強コンクリートを使った耐震壁のせん断特性
キーワード:non-linear FEM analysis、shear、shear wall、ultral high strength steel fiber reiforced concrete、せん断、耐震壁、超高強度鋼繊維補強コンクリート、非線形FEM解析
超高強度鋼繊維補強コンクリートを使った耐震壁のせん断特性を把握した。材料実験として曲げ試験を実施し,鋼繊維をVf=1.0 Vol.%混入することで,初期ひび割れ発生後の荷重低下がなくなり,引張特性が向上した。せん断要素実験より,鋼繊維の効果によりせん断応力度で2.0 N/mm2程度大きくなった。耐震壁実験から,鋼繊維を混入することで1.1倍程度せん断耐力が上昇した。非線形FEM解析では,材料試験から得られた引張特性値を使うことで,実験を再現できること分かった。