[2089] 鉄道用PCU形桁の高低変位計測
キーワード:Drying Shrinkage and Creep、Precast Girder、Prestressed Concrete、Railway Bridge、U-shaped PC Girders、プレストレストコンクリート、収縮・クリープ、U形桁、鉄道橋、プレキャストコンクリート
鉄道用PCU形桁9連の緊張から2年半程度の高低変位を計測し,うち3連について設計値と比較をした。PCU形桁の高低変位は主桁の緊張後,クリープ変形と上縁架設ケーブル切断による弾性変形による影響でそる傾向がみられ,設計値とおおむね一致していた.場所打ち床版の打込み後は,設計値では死荷重の載荷とクリープ変形でたわみ傾向がみられるのに対し,実測値は,死荷重の載荷による弾性変形ではたわむが,その後の変形ではたわみ傾向があまりみられず,時間の経過とともにそりが進行する場合もあり,異なる傾向を示した。