コンクリート工学年次大会2019(札幌)

講演情報

第41回コンクリート工学講演会

B.構造・設計 » 耐震性能評価/免震・制振

耐震性能評価Ⅰ

2019年7月11日(木) 09:30 〜 12:00 第10会場 (201・202会議室)

座長:新井崇裕(土木), 吉岡智和(建築)

[2132] 特定の地震動に対する超高層RC造フレーム構造の被災度の推定

釣賀達稀1, 五十嵐直人1, 毎田悠承2, 和泉信之1 (1.千葉大学, 2.建築研究所)

キーワード:damage degree、high-rise reinforced concrete building、long-priod ground motion、sesmic capacity performance、structural damage level evaluation、保有耐震性能、損傷度、被災度、超高層RC造建築物、長周期地震動

建築物の耐震グレードをわかりやすく表示するには,被災度の評価が有用である。本研究は,特定の地震動に対する超高層RC造フレーム構造の被災度を推定する方法を検討したものである。まず,既往の研究の解析結果から耐震性能指標を用いて耐震性能残存率等を算定する方法を検討する。次に,長周期地震動18波を用いて超高層RC造フレーム構造9棟の地震応答解析を実施して地震動の応答スペクトルを用いて算定した耐震性能指標の推定精度を検討する。さらに,耐震性能指標を用いて算定した耐震性能残存率等から推定した被災度の精度を考察する。