コンクリート工学年次大会2019(札幌)

講演情報

第41回コンクリート工学講演会

B.構造・設計 » 振動・応答/疲労・衝撃

振動・応答/疲労・衝撃

2019年7月12日(金) 13:00 〜 15:00 第10会場 (201・202会議室)

座長:吉田幸司(土木), 金久保利之(建築)

[2145] パルス性地震動による瞬間最大入力エネルギーに着目した中低層RC造建物の損傷評価に関する基礎的研究

本村一成1, 徳光亮一2, 内山泰生2 (1.九州電力, 2.大成建設)

キーワード:building damage indicator、mid-to-low-rise reinforced concrete building、momentary maximum input energy、pulse-like ground motion、sine wave、パルス性地震動、瞬間最大入力エネルギー、中低層RC造建物、建物損傷指標、正弦波

パルス性地震動による瞬間最大入力エネルギーに着目し,中低層RC造建物損傷指標を提示するとともに,瞬間最大入力エネルギーの概念を用い,国内外の内陸地殻内地震の震源近傍の観測記録から抽出したパルス性地震動の周期や速度振幅について既往の経験式との比較・検討を実施した上で,1995年兵庫県南部地震程度の地震を対象に地震規模及び断層最短距離から想定したパルス性地震動の特性を基に作成した正弦波を入力地震動とし,算出した瞬間最大入力エネルギーに基づき,中低層RC造建物の損傷を評価する方法を例示した。