[2171] Investigation and simulation analysis of the plain concrete piers damaged by the 2011 off the Pacific coast of Tohoku Earthquake
Keywords:construction joint of concrete、earthquake、numerical manifold method (nmm)、plain concrete piers、roughness、seismic response analysis、マニフォールド法、再現解析、地震、打継目、無筋コンクリート橋脚、粗度
無筋コンクリート橋脚は,鉄道構造物として現在も多数供用されているが,地震時に打継目での水平方向の貫通ひび割れやずれ,打継目下部コンクリートの剥落が生じている事例が多く,東北地方太平洋沖地震においても,同様な被害が生じている。そこで,被災した無筋コンクリート橋脚について主に打継目の粗度に着目して調査を行い,調査結果を基にマニフォールド法(NMM)を用いて再現解析を実施した。その結果,ずれや剥落寸法等の損傷の程度は,損傷した打継目の粗度と関係があると想定できることがわかった。