コンクリート工学年次大会2019(札幌)

講演情報

第41回コンクリート工学講演会

B.構造・設計 » 構造解析/合成・混合構造

合成・混合構造Ⅱ

2019年7月10日(水) 13:00 〜 15:00 第8会場 (206会議室)

座長:山下亮(土木), 松井智哉(建築)

[2175] 軽量コンクリート2種充填円形鋼管部材の曲げせん断実験

上中宏二郎, 水越睦視 (神戸市立工業高等専門学校)

キーワード:bending-shear test、diameter-to-thickness ratio、 asymmetric four-point loading test、Lightweight concrete filled steel tubular、径厚比、曲げせん断実験、軽量コンクリート2種充填鋼管、逆対称二点載荷

軽量コンクリート2種(LC2)とは,細骨材ならびに粗骨材を軽量化したコンクリートのことであり,従来の普通コンクリート(NC)と比較して25%程度の軽量化が可能である。また,コンクリート充填鋼管部材(CFT)は高じん性,高耐震性を有する。本研究では,新たなLC2の活用方法として,LC2を鋼管に充填した軽量二種コンクリート充填鋼管(L-CFT)を提案し,その逆対称二点載荷方法による曲げせん断実験を行った。得られた破壊形式,変形特性ならびにせん断強度について考察するとともにNCを充填した場合のCFTのせん断強度と比較した。最後に,鋼管の弾塑性応力状態について言及した。