コンクリート工学年次大会2019(札幌)

講演情報

第41回コンクリート工学講演会

B.構造・設計 » 短繊維補強コンクリート(構造)/連続繊維補強コンクリート(構造)

短繊維補強コンクリート(構造)/連続繊維補強コンクリート(構造)

2019年7月12日(金) 09:30 〜 11:30 第9会場 (207会議室)

座長:濱田譲(土木), 佐藤裕一(建築)

[2195] 各種短繊維が短繊維補強鉄筋コンクリート部材のひび割れ間隔に与える影響

竹山忠臣1, 磯部岳2, 佐々木亘1, 内田裕市2 (1.三井住友建設, 2.岐阜大学)

キーワード:bridging effect、cracking interval、deformed bar、fiber reinforced concrete、tension softening property、ひび割れ間隔、引張軟化特性、架橋効果、異形鉄筋、短繊維補強コンクリート

本研究では,鉄筋と短繊維補強コンクリートを併用し,使用する繊維の種類を変化させて,引張軟化特性を同程度にした場合のひび割れ間隔を検討した。その結果,繊維の種類を変化させても,コンクリートの引張軟化特性が同程度であれば,ひび割れ間隔は同程度であり,従来のプレーンコンクリートを用いたRC部材とほぼ同程度であった。また,鉄筋と短繊維補強コンクリートを併用する場合もプレーンコンクリートを用いた場合と同様,ひび割れ面における鉄筋ひずみを把握することで,ひび割れ幅の算定が可能であることが示された。